そろばんを学習することについての疑問などをまとめてみました
〇そろばんにはどんな効果があるの？
そろばんは昔の習い事とよく聞きますが、そんなことないんです！
なんと言っても、そろばんは実務的なもの。
領収書に、桁数を区切る「カンマ」と「小数点」を混同してしまっているのも散見されます。
そろばんではお金を計算しています。
そのため、数字の書き方や読み方を知り、身に着けることができます。
「そろばんやっても計算ができるようになるだけでしょ」って思っていませんか？
それだけではない、いろんな効果が期待できるんです！
〇イメージやひらめきの右脳が鍛えられる
そろばんを習うと暗算も学習するようになります。
珠算式の暗算は、頭の中のそろばんを弾きます。
それはイメージをしながら計算していくということ。
また指先を使うことも脳を鍛えるのに効果的。
右脳は直感やひらめき、空間把握能力、情報処理能力などを司ります。
珠算式の暗算は右脳を鍛えることができます。
〇集中力がつく
そろばんは制限時間内に一定数の問題に正解しなければなりません。
そのため、かなりの集中力が必要です。
緊張感の中、正確な答えを出していくということをこなしていくうちに
自然と集中力が養われていくのです。
〇記憶力がよくなる
珠算式の暗算は右脳を鍛えると先ほどお伝えしました。
左脳の記憶が一時的であるのに対し、右脳の記憶は長期的なものです。
自転車の乗り方を覚えると、しばらく乗ってなくても覚えているのと同じです。
右脳の記憶量は左脳に比べて容量が大きいと一般的に言われています。
そろばんの学習はイメージで記憶する方法を身に着けることができるようになります。
東大生や京大生にそろばんを習っていたことがあると言われるのも、納得ができますね。
〇計算力がつく
もちろん、計算力も強くなります。
計算のスピードや正解率も受験などにおいても武器になるのではないでしょうか。
また、いろいろな桁数の計算をしていることで、数字に対しての感覚が身につきます。
電卓だけで計算していると、間違った答えが出ていても気が付かないこともあるでしょう。
しかし、数字への感覚があると「おかしい？」ということに気が付くことができます。
数字に対しての苦手意識もなくすことができます。
〇最後に・・・
そろばんを学習することで様々な効果が期待できるんです。
ただ計算できるようになるとか、昔の習い事だと思い込んでしまうのはもったいないです。
しかし、そろばんはどれだけ練習するかということも大切です。
例えすぐに成長がみられないからと言ってダメだと思わないでください。
長く続けることで、たくさんの効果がみえてきます。
スランプに耐えることを学んだり、困難を乗り越えることを学んだり。
進級することで達成感を得ることができたり、次へのハードルに挑戦する気持ちを持てたり。
そろばんだけではなく、人間性も共に学んでいくことができると思います。
